春の足音が聞こえてくるような気分です(第十号)     2002年2月23日 
立春も過ぎてはいますが、今年は平年よりも暖かな感じがします。そのせいでしょうか、野の花・街の花も普段よりも早く咲き始めているような気がします。もっとも、花が待ち遠しい気持ちがあるからこのように感じるのかも知れません。なにはともあれ、春を感じさせてくれる花々を紹介します。
その第一番目にはクロッカスがあるでしょう。欧州でも春を告げる花として親しまれているようです。ハナニラも早々と咲いていました。
またゆるやかになびく枝先に、丸い黄色の集合花が多数集まって花房を作り、それが緑色の葉に明るく映える、ミモザの通称でよく知られている仲間のギンヨウアカシアも見つけました。昨年シドニーの王立植物園でも丁度2月の今ごろ見つけその美しさに感動したのですが、同じものが身近にあったとは驚きです。そして暑さ、寒さに関係無く2月頃咲くというのも不思議なものです。
カネノナルキ(金の成る木)が花を咲かせているのにも出会いました。ところがこの名前では図鑑には紹介されていないのです。これは遊び心からついた名前だということで、本名はほとんどなじみの無いものでした。
他にはアセビキズイセンウンナンオウバイシキミ等などです。
以上
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