ナツグミ
Elaeagnus multiflora
/グミ科 Elaeagnaceae/落葉低木ないし小高木
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(左)2002年3月21日、保土ヶ谷公園入り口前の交差点そば。(右)2002年5月19日、同所。
木全体が白緑色になるほど、特徴のある花が沢山垂れ下がった状態で咲き、花や葉裏にも斑点がある。
本州の主として太平洋側と四国の山野に生え、ときには人家にも栽植される。
よく分枝し、古い木は曲がりくねって垂れることが多い。葉は互生し、裏面に銀白色と褐色の鱗片を混生。
花は4~5月に数個が下垂して咲く。
果実は柄が長く垂れ下がり、6月頃赤く熟すると食べられる。
類似種:
トウグミ
花色は淡黄色。果実はナツグミに比べて大きく、枝に刺がない。
ナワシログミ
葉の縁に波状のしわがある。花は秋。果実は翌年の初夏(苗代の頃)に熟す。
マルバグミ
葉は長さ5~10cmで他のグミに比べて大型、革質で光沢がある。花は秋。
アキグミ
花は初夏、がく筒の長さ6mm位、白から黄色に変わり、銀白色の鱗片に被われる。
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