ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)
Papaver dubium
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- (1)2003年4月20日、星川2丁目、(2)2023年5月28日、星川小前の道路
- 花弁の先が、日に焼け褪せたように薄橙色になった花。
- ヒナゲシの仲間で、果実が細長いことからついた名前。花弁は開花後すぐ落ちるので、長い果実がめだつ。果実が丸くなく長細い特徴からの名。英名 field
poppy
- 原産地:ヨーロッパ。1961年頃渡来。
- 分布・生育地:本州(関東地方以西)、四国、九州に帰化。荒れ地、道端、野原、河川敷。
- 草丈:20~50cm。茎を切ると黄色の乳液を出して、触れるとかぶれるので注意。
- 花期:4~5月。花径:3~5cm。花はヒナゲシにはない橙紅色(とうこうしょく)。
- 「アレロパシー」という物質を出して、自分だけがその地で群生できるようにする戦術で、他の植物の生育を阻止する。種も異常に多く繁殖力がある。