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- 2004年4月3日、仏向町団地
- 関東南部以西の暖地の山野に生える。庭木、盆栽など植栽もされる。
- 葉は互生し、5~7枚の小葉からなる掌状複葉。小葉は長さ6~10cmの楕円形、先はとがり鋸歯はない。
- 4~5月、総状花序に3~6個の雄花と、より大きい雌花を少数つける。雌雄同株。花弁はない。
- 果実は卵円形で長さ5~8cm、紫色に熟しても裂開しない。果実は食用。
- 和名は昔,この実を籠に入れて朝廷に献上したので大贅(おおにえ),すなわち苞苴(おおむべ)という。これがウムベ,そして古名ウベへと転訛。昔は郁子と書いたとのこと。