ミズタマソウ(水玉草)
Circaea mollis
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- 2009年7月29日、自然教育園
- 立て札の名前を見てすぐに判った。白毛に露がつくとなおさら水玉に見えることであろう。
- 和名は球形の果実に白毛が密生し、それを水玉にみたてたもの。
- 北海道~九州の山野の日陰地などに生える。
- 茎は下向きの毛が生え、高さ20~60cm。葉は浅い鋸歯のある広披針形~長卵形。 葉の付け根が赤くなる。
- 花期:8~9月。茎先や葉のわきから総状花序を出し、白色または淡紅色の小さな花をつける。花弁は2個。
- 果実はかぎ毛が生える堅果。
- 類似種では、茎に毛のないタニタデ。葉は長さ3~8cmともっとも小さい。ミズタマソウの葉は細長く、5~12cm。ウシタキソウは同じような花で、茎にも花柄にも毛が多い。