マツバウンラン(松葉海蘭)  Linaria canadensis Linaria(リナリア); ギリシャ語の「linon(亜麻(あま))」が語源。亜麻に似ていることから。また、亜麻から採る繊維をリネンと呼ぶ。
canadensis : カナダの/ゴマノハグサ科/一年草
 (左)2007年4月27日、川辺町、(右)2005年5月18日、マンション内。
 青紫のかれんな花という印象。カメラの焦点を合わせにくい花だ。

 花の形がウンランに似て、葉がマツの葉に似ていることからの名。
 北アメリカ原産。
 本州(関東地方以西)、四国、九州に帰化。河原、空き地、線路わきに生育。
 高さ10~60cm。上部の茎葉は松葉状の線形でまばらにつく。
 花は春から夏にかけ茎頂に総状花序をのばし、青紫色の小さな唇形花を咲かせる。花冠は深く上下2唇に裂ける。花の長さは1cm内外。
 近似種には、帰化植物のツタバウンラン、在来種で海岸の砂地に生える多年草で海辺に咲くランに似た花から和名が付けられたウンラン(海蘭)。
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