マロニエ(セイヨウトチノキ、ウマグリ)
Aesculus hippocastanum
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- 2009年5月6日、日比谷公園
- トチノキの仲間は堂々とした大木で、初夏に咲く大形の花序と掌状複葉が目立つ。
- パリなどヨーロッパの都市でマロニエと呼ばれ街路樹とされる。セイヨウトチノキ(西洋栃の木)の名でも知られる。和名馬栗は英語のhorse chestnutの直訳。
- バルカン半島南部原産。明治中期に渡来。
- 公園などに植裁。
- 高さ20~25m。葉はトチノキよりやや小さい掌状複葉。小葉の表面にしわがある。
- 花は5~6月に咲き、大形の円錐花序に多数の白花をつける。花の基部が紅色になる。
- 果皮は固く、トチノキにはない大きなとげがある(トチノキの実は丸い)。
- 仲間にはトチノキ、ベニバナトチノキなど。