マメカミツレ 
Cotula australis 
／キク科／1年草
- ２００５年３月１２日、天王町相鉄線路下
- 地味な花だが花の少ない春先には道ばたで目立つ。最近増えてきているようだ。
- カミツレ(Matricaria chamomilla)はハーブのひとつカモミールだが、それを小さくしたような感じなので、マメカミツレと言うようだ。
- オーストラリア原産の帰化植物。
- 茎は細く、下部は地上を這い、上部は斜上して高さ30cmくらいになるが、生育条件の悪い場所では5cmくらいにしかならない。葉は互生し線状に細かく切れこむ。
- 春３月頃から咲き出し、ほぼ一年中見られる。5～10cmの長い花柄の先に頭状花序がつく。花の大きさ5～8mm。中心部に緑黄色から黄白色の両性の筒状花が多数並び、花周辺は雌蕊のみの雌花が並ぶ。頭状花序の周りには総苞片が一列に並ぶ。花周辺が舌状花でないので開花しても蕾のようにも見える。成熟したものは茶色くなる。
- 種は楕円形の偏平状に実る。
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