マイヅルソウ(舞鶴草)
Maianthemum dilatatum
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- 2010年6月13日、十和田西湖畔
- 戦後の帰還の歌で有名になった舞鶴港に関係があると思っていたが、葉脈の曲線から来た名前だとは。航空会社でみる航空機の尾翼のマークに近い花だということだ。
- 葉にある脈の丸みを帯びた曲線が、鶴が舞う姿に見えることからの名。
- 山地の落葉樹林や亜高山帯の針葉樹林に生え、ときには一面に群生する。
- 根茎が横に這って分岐し、節や先端から根を下ろし、柄の長いハート形の根出葉を多数出す。茎は高さ10~25cm、やや幅の狭い葉が2枚互生する。
- 5~7月、茎先に白い小花を15~20個、総状に咲かせる。
- 花後は球形の液果がつき、赤く熟す。熟す前、表面が緑色と赤褐色がまだら模様になっているのも綺麗。