クズ(葛)  Pueraris lobata Pueraris: クズ属。スイスの M. N. Puerari (1765-1845) への献名。
lobata: 浅裂した (lobate; lobated; lobed)。/マメ科/蔓性多年草
 2004年9月12日、仏向町。
 「屑」では無く、人間にとって有用な植物だ。その生長量の大きさから土砂流出の救世主とも。

 根からくず粉をとる。昔、奈良の国栖(くず)の人々がくず粉を作って売ったので、クズの名前になったとも。根の皮を乾燥させたものは、風邪に効く葛根湯となる。繊維が強いので縄や葛布を織るのに使われた。
 分布・生育地・・日本全土。山野の道端、丘陵地など。
 蔓の長さ・・3〜10m。地をはったり、木の上を長く伸びる。夏の日の盛りには葉を上へ立てて閉じてしまい、「昼寝」をする植物として知られる。これは強すぎる太陽光線をやり過ごすため。一方夜は逆に葉を下に垂らして眠る。葉から水分が逃げ出すのを防ぐためである。
 花期・・7〜9月。花の長さ・・約2cmの蝶形花を多数つけ穂状花序をつくる。紅紫色の花の中央には黄色く目立つ斑点がある。
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