クチナシ  Gardenia jasminoides Gardeniaは”クチナシ属”の意で、18世紀のアメリカの医師かつ博物学者の、「Garden さん」の名前にちなむ。jasminoidesは”ソケイ属(Jasminum)に似た”の意。/アカネ科/常緑低木
 (左)2002年6月17日、水道博物館近く、(右)2005年12月18日、神戸神社境内。
 清純な白い花の美しさと上品な香りが好まれるのだが、その時期は短い。

 熟しても開裂しない果実に基ずく、また宿存するくちばし状のがくをクチと呼び、細かい種子のある果実をナシに見立てた名ともいう。
 日本産。
 本州静岡県から沖縄および中国の山林下にはえ、庭木や切花用に栽植する。
 高さは1〜2m。葉は対生、長さ5〜11cm、長楕円形で光沢あり。
 花は6〜7月、枝先の葉腋に一個つき、花弁の基部は細長い筒形で先が六裂して平らに開き径6〜7cm、白色で芳香がある。黄橙色のおしべが開いた花弁の底に襷(たすき)のように密着する。中央に棍棒状の雌しべが突き出ている。
 花言葉・・・私は幸せ者
 果実は先端に萼片が残った六稜の約2cmの楕円形で、晩秋に紅黄色に熟す。何本かの線形のでっぱりがあり、中に細かい種子が入っている。染料や薬用にする。筋肉のはれを治す成分がふくまれているとのこと。乾燥したものを煮出した汁で、物を黄色く染める。おせち料理のキントンとか、たくあんの色づけに使われる。

 八重咲き、斑入りなどの園芸品種がある。コクチナシは変種。
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