コハコベ(小繁縷)
Stellaria media
/ナデシコ科 Caryophyllaceae/越年草
2007年3月4日、星川3丁目の坂道脇
星型で小さく咲くかわいらしい花。これもまた「地上の星」と言える。
ミドリハコベ
と比べて小型からの名前。英名 common chickweed
道端や畑でよく見られる。
高さ5~20cm。茎は多数分枝して低く這い、赤紫をおびる。葉は対生し、卵型で長さ10~20mm。
花期3~8月。花は径約4mmの白色の5弁花だが、各花弁が深く2裂し10弁に見える。雄しべは7本以下。雄しべの葯は赤紫色で、裂けると金色の花粉が出てくる。この雄しべの基部にある蜜を吸いにミツバチやハナアブが訪れる。花は夕方にはいったん閉じるが、このとき雄しべが中央に寄ってきて、柱頭に花粉をつける、同花受粉を行っている。
茎の色が緑色で、雄しべの数も5~10と多い
ミドリハコベ
、雌しべの数が5個の
ウシハコベ
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