キツネノマゴ
Justicia procumbens
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- (1)2004年8月21日 保土ヶ谷公園、(2)2007年9月9日 保土ヶ谷公園入り口入ってすぐの道路わき、(3)2003年9月10日 保土ヶ谷公園、(4、5)2021年9月5日、保土ヶ谷公園。
- 花穂の形をキツネの尾に見立て、花穂にいつもついている1~2個の小花を、まつわりつく孫にたとえた名前とのこと。
- 高さ 10~40cm。
- 花期 8~10月。花穂はしっぽ状。花は長さ1cmほど。横向きに咲く淡紅紫色の筒型で、先端は唇状に2裂する。下唇は大きくて、白色のガイドマークが入る。
下唇には王の字のような斑紋があり、その中央は花の奥へ向かう縦の溝になっている。上唇のすぐ下に茶色の葯が2個並んでいて、その下に白いペダルがあり、これが押されると葯が変形して中から白い花粉が絞りだされる仕組みになっている。
- 花の形が似ているが、花を包む葉の形が違うハグロソウ。
- 花には沢山の蝶が集まる。(4)はヤマトシジミ チョウ、(5)はジャノメ チョウ。