キランソウ
Ajuga decumbens
Thunb./シソ科/多年草/別名 ジゴクノカマノフタ
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2002年4月3日、保土ヶ谷公園雑木林斜面
地面に這いつくばって咲いていて、うっかりすると踏みつけてしまいそうになる道ばたの花。
金瘡小草。漢名に由来。薬草として知られ、切り傷から胃腸病までいろいろな薬効があるといわれ、九州地方では「医者殺し」と呼ばれたり、地獄に蓋をして病人をこの世に戻すことから別名がある。
本州、四国、九州から朝鮮半島、中国に分布。
茎は四方に広がり地をはう。全体に縮毛。葉は対生し粗い鋸歯縁、長さ4~6cm、幅1~2cm。緑色だが時に帯紫色。
3~5月、葉腋に濃紫色の唇形花を数個つける。上唇は小さく、下唇は大きく3裂。
茎が立ち上がリ、薄い紫色の花のジュウニヒトエ。
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