キヌタソウ（砧草） 
Galium kinuta Nakai et Hara 
／アカネ科／多年草
- ２００６年７月１５日、横浜市の市民の森。
- 最初クルマムグラかと思ったが、花序の大きさが違う。そこでＷｅｂで花の名前を教えてくれるところに尋ねて見ると、葉の形や３脈がはっきりしていることから、キヌタソウだと教えていただいた。輪生の葉の数が５～６枚もあるが、これはクローバの葉が４～５枚のものがあるのと同じことだとのこと。ということは、この花の写真を撮れてラッキーということになる。
- 小さい果実につく柄が太く、その形が砧（きぬた）を連想させることからついた名前とのこと。砧とは、布地を柔らかくするためにたたく木づちのことだそうだ。
- 分布生育地：本州、四国など。山の林内、丘陵地の林のへり。
- 茎は直立、高さ３０～６０ｃｍ、ほとんど分岐せず、四角で平滑。葉は各節に４枚（正葉２、托葉２）を輪生、無柄。硬く、３脈が目立つ。
- 花期：６～８月。花は円錐花序、花柄の基部に小包葉１。花冠４裂、径３ｍｍ位。
- 近似種：エゾキヌタソウ、ミヤマキヌタソウなど。
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