トウキンセン(キンセンカ) Calendula officinalis L./キク科/越年草
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- (1)2003年12月23日、星川2丁目。(2)2003年12月23日、星川2丁目へそ公園、”カレンジュラ カレン”という花の袋が添えられていた。(3)2003年3月16日、峰岡2丁目、鉢植えには種の袋があり、”寒咲きカレンジュラ”となっていた。
- 写真はキンセンカの園芸品種と思われる。舌状花の先端の切れ込みが特徴。
- 当初、江戸時代初期に渡来したホンキンセンカがキンセンカと呼ばれていたが、中期に花の大きいトウキンセンが入り、これがとってかわって主流になったとのこと。唐金盞で中国から来たキンセンカの意。金盞は金のさかずきで花形から。古くは鑑賞用よりも薬用(利尿・強壮)や調味料(苦味)として利用した。学名にオフィキナリス(薬用になる)とついている由縁である。カレンデュラはカレンダーと同じ語源で、この花が長い期間咲き続けるからであろう。
- 南欧州原産。
- 花壇、切花、鉢物用に栽培される。
- 全体に軟毛があり、特有な臭気がある。高さ15~50cm。葉は互生。下葉は全縁、上葉はわずかにきょ歯、基部は茎を抱く。
- 寒さに強い花なので暮れから3月頃まで咲き続ける。茎の先端に径5~6cmの花を一個つける。舌状花は赤味を帯びた黄色系で花色の変化が多く,重弁品も多い。
- 花言葉・・・デリケートな美しさ