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- 2002年8月10日、仏向町谷あい。
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- 古くから栽培もされて日本人に親しまれてきた。花を鑑賞するほか、根は薬草とし、また家紋や工芸品等の図柄にも多用された。別名 キチコウ(桔梗)、アリノヒフキ(蟻の火吹き)。英名
balloon flower、 Chinese bellflowers。
- 山野の日当たりのよい草地に自生。
- 草丈は60~100cm。
- 6~9月にかけて茎先に青紫色の花を咲かせる。園芸品種は紫のほかに白やピンクもあり、また八重咲きもある。
- キキョウの仲間は、他の花にないちょっと変わったしくみがある。花が開きはじめる頃、雄しべは雌しべに寄り添うようにピッタリくっついている。この時、雄しべはそこに花粉を全部つけ、すぐに枯れてしまう。やがてその花粉は虫たちに運び去られ、それからようやく雌しべが熟する。熟した雌しべは先端がくるりと開き、はじめて他の花からの花粉を受粉できる状態になる。こんな方法でキキョウは自分の花粉で受粉しないようにしている。
- 花言葉・・・変わらぬ愛、誠実、熱心