キバナコスモス
Cosmos sulphureus Cav.
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- (1)2001年8月25日、仏向町アメニティで、(2)2006年9月2日 保土ヶ谷のお寺、(3)2001年9月9日 保土ヶ谷公園。
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- メモ・・花色の改良で、新品種が作られ世界の園芸界の話題となった。キバナコスモスの種名のスルフレウス sulphures は「硫黄色の」の意味で、花色は本来黄色または橙黄色である。アメリカではいくつかの品種がつくられていたが、橙黄色に赤色の小さい条斑のあるものの赤色斑の面積を、交雑を重ねることによって、しだいに大きくしていき、最終的には全面赤色のキバナコスモスをつくりだした。これが「サンセット」と命名された、色濃い夕焼けの空の色にも似た花色の品種である。この「サンセット」の作出者は、盛岡市の橋本正幸氏で、10年の歳月を費やしている。この「サンセット」は、アメリカで催される新品種のコンテストであるオール・アメリカン・セレクション(AAS)で、1966年、金賞を獲得した。
- 原産地・・メキシコ。大正時代に渡来し、1930年代になってから一般に栽培され始めだした。
- 草丈・・100~120cm。茎は直立。コスモスと同じようによく分枝するが、茎や葉に軟毛がつくのが特徴である。コスモスより葉の切れ込みが粗い。
- 5月に種子を直まきすると、9月に花が咲く。長柄の先端に径6cmの頭花を単生。