カラスビシャク(烏柄杓)  Pinellia ternata Pinellia: ハンゲ属。イタリアの G. V. Pinelli (1535-1601) への献名。
ternata: 3出の。/サトイモ科/多年草/別名:ハンゲ(半夏)
 2005年5月4日、小石川植物園
 花はどことなくヘビを連想させる。

 仏炎苞(ぶつえんほう)の先がひしゃく形にまがり、これをカラスが使うひしゃくに見立てた名前。別名のハンゲ(半夏)は、カラスビシャクの中国名で、漢方薬半夏はこの球茎のことだそうで、属名(ハンゲ属)ともなっている。
 分布・生育地:日本全土。畑、人里の草地など。ムカゴや球根で増え、なかなか駆除できない畑の厄介者として、大変な存在とのこと。
 草丈:20~40cm。
 花期:5~8月。仏炎苞:長さ約5cm。花序は緑色をした仏炎苞に包まれ、雄花と雌花がつき、先端は濃紫色の紐のような付属体となって苞の外に伸びる。苞の中では1mm弱の小型のハエが命を懸けて受粉に貢献している。
 近似種:大形のオオハンゲなど。
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