カキドオシ(垣通)  Glechoma hederacea L. subsp. grandis (A.Gray) Hara/シソ科/多年草
 2004年4月10日、保土ヶ谷公園
 民家の石垣の上の部分で2001年4月17日に見つけた。まさに名前の通り強い花だが、残念なことに翌年(2002年)には引き抜かれて無くなってしまった。

 かっては人家近くにもよく見られ、この蔓が垣根の向こうまで伸びていくので「垣通」と命名された。
 野原や道ばたに生える。
 茎は開花最盛期までは直立しているが、花が終わる頃には横たわり、蔓のようになって這って長く伸び、夏には1mあまりにもなる。茎に十字対生する丸い葉には短い柄がある。
 4〜5月、長さ5〜25cmに伸びた茎の葉腋に淡い紅紫色の唇形花を咲かせる。花の長さは1.5〜2.5cm。
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