イヌシデ 
Carpinus tschonoskii 
／カバノキ科／落葉高木
← クリック ＆ ズーム- ２００５年４月１６日、保土ヶ谷公園(雄花序)
- 分布：本州～九州。低山の雑木林に生える。
- 高さ１５mほどの落葉樹。樹皮は灰白色で平滑、縦に光沢のある白い筋が入る。若い枝や葉に毛がある。葉は楕円形で、重鋸歯があり、互生する。
- 花期：４～５月。葉の出るまえに、前年の枝先に黄褐色の雄花が多数集まって円筒状に垂れ下がる。雌花は淡緑色、新しい枝の先に咲く。
- 果穂は長さ４～８cm、秋に成熟する。
- 同じカバノキ科クマシデ属の仲間に、クマシデ（熊四手）、アカシデ（赤四手）、イワシデ（岩四手），サワシバ（沢柴；サワシデ 沢四手）などがあるが、それらより一等劣るということで「犬」という形容詞がついているのだろうか。
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