イヌホオズキ  Solanum nigrum/ナス科/一年草
 2004年12月22日、和田町へ下りる谷あい近くの畑そば。

 和名はホオズキに似るが別物の意。有毒植物だが解熱剤や利尿剤になる。
 日本の暖地の山野の道端。
 茎はやや角ばり、高さ20〜80cm、分枝して横に広がる。葉は長さ6〜10cm。
 花期・・7〜10月。茎の途中の花序に4〜8個の白花をつける。

 花が終わると直径7mmぐらいの液果がつき、黒く熟す。
 イヌホオズキに似たアメリカイヌホオズキが増えている。花枝につく花柄の枝分かれが並んで交互(総状)に出るのがこの種イヌホオズキで、1点から(散形状に)出るのがアメリカイヌホオズキ。また、アメリカイヌホオズキにくらべて本種は葉の鋸歯が目立たない。他,茎が黒紫色に染まることが多いのも本種の特徴である。アメリカイヌホオズキは、花の色がうす紫がかることが多いので、花の色も一応区別点になる。花のつき方が総状だが、花冠が基部近くまで切れ込み、裂片の幅が狭いオオイヌホオズキもある。
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