ホウセンカ
Impatiens balsamina
- (1)2004年8月2日、仏向町青少年工作館のさき、(2,3)2021年8月25日、岡沢町。
- 和名は漢名鳳仙花の音読み。昔,指の爪をこの花で染めたところから古称はツマクレナイというとのこと。英名はGarden Balsam, touch-me-not。
- インド,マレー半島から中国大陸の原産。
- 広く観賞用に庭に植えられる。
- 全体に無毛で軟らかい。茎は直立し高さ30~70cm,多肉。
- 花は夏から秋,上部の葉腋に2~3個つき横向きに咲く。上に一個の旗弁と下に一対の翼弁が、その下にガク片があって後ろに長く伸びる距となる。色は紅,白などがある。八重咲きのものもある。
- さく果は熟すと勢いよくはじけ種子を飛ばす。
- ツリフネソウの仲間を学名からインパティエンスともいう。これはラテン語で「我慢できない、耐えられない」という意味があり、花後にできる果実に触れるとすぐに果皮がはじけて反り返り、中の種子を勢いよく撒き散らす性質があるところからつけられたとのこと。日本で見られる仲間にはツリフネソウ、キツリフネソウやニューギニア・インパティエンスがある。
- 花言葉・・・触らないで