ヒロハノレンリソウ(広葉の連理草)  Lathyrus latifolius L./マメ科/つる性多年草
 2003年5月28日、保土ヶ谷公園球場下。
 初めて見たときはずいぶん丈夫なエンドウだなと思ったが、図鑑によりこれがレンリソウの仲間であり、そこで小葉のつき方を再認識した。
 小葉が向かい合って並ぶさまを、仲むつまじい男女に見立てた名前とのこと。連理とは男女の深い契りを、枝を連(つら)ね木理(もくめ)まで通じ合うと例えた言葉。
 ヨ−ロッパ原産。明治初期(1870年頃)に渡来。
 まれに観賞用として庭園に栽培される。
 茎は高さ60〜300cm、葉軸の先端が伸びて分岐した巻きひげとなり、他物に巻ついて茎を支える。茎は両側に著しい翼があり、全株無毛。葉は翼のある柄をもち、1対2枚の小葉をつける。
 花は6〜7月、長い花軸を出し総状、紅紫色花。香りはない。
 仲間にレンリソウ、エゾノレンリソウ、キバナノレンリソウ、スイートピーハマエンドウ
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