ヒメヤブラン(姫藪蘭)
Liriope minor
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- 2006年7月15日、瀬谷区諏訪社
- 鳥居の脇で、踏み荒らされた小さな芝生様なところで、けなげに咲いていた。諏訪社は頼朝ゆかりの神社。
- 名前の由来:姫藪蘭。ちいさなヤブランの意。
- 分布:北海道~沖縄、日当たりの良い草地などに生える。
- 葉は長さ10~20cmの線形で、多数が根生する。
- 花期:7~9月。花茎は葉よりも短く高さ10~15cmになり、先に淡紫色の小さな花をまばらに総状につける。花被片6個は平開。
- 果実のように見える種子は径約5mmの球形で、黒熟する。
- ヤブランは花が多数つき、草丈と葉もおおきいので、本種と区別する。