ヘラオオバコ Plantago lanceolata L./オオバコ科/多年草
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- 2002年4月3日、へそ公園
- 褐色をした花穂がまず目に飛び込んでくる。近づいて見ると線香花火のような白い雄しべがかわいらしい。葉を食用にできるかとの質問あり。薬用や食用として利用されているらしい。
- 和名はヘラ形の葉形に基づいて箆大葉子とした。
- ヨーロッパ原産。今日では東アジアや北アメリカに広く帰化する。日本でも19世紀中ごろに渡来したと言われる。
- 日本各地、特に北海道に多い。
- 葉は根生し披針形から狭卵形まで変化がある。長さ10~30cm。脈は平行で明瞭。
- 花期4~8月。30~60cmの花茎を出し花序は穂状に伸び花を密につける。穂は熟すると褐色になる。
- 近似種は、丸い葉で細長い花穂をつけるオオバコ。