2008年5月9日、こども植物園 図鑑により学名(小種名)が違うので調べたら、上記学名に決まるまでのあいだに付けられた学名だというのが分かった。 よく畑などに生え、ニラに似た臭みがありことからの名前。なお臭味はごく弱い。Nothoscordum(ノソスコルダム)は、ギリシャ語の「nothos(偽)+ scordon(ニンニク)」が語源。ニンニクに似ているが、別の植物であることから。英名 Slender false garlic, Fragrant false garlic。 原産地:北アメリカ。明治時代中期に渡来。 本州(関東地方以西)、四国などに帰化。乾いた畑や花壇、公園のすみ。 草丈20〜60cm。葉の幅:4〜10mm。 花期4〜9月。花の径1cm内外。つぼみは紅色を帯びる。花被片は白色で、中脈がピンクを帯びる。葯ははじめ暗褐色〜紅紫色だが黄色になる。 ニラモドキ Nothoscordum bivalve (L.) Britton が似ているが、葉の幅2〜4mm、花被片は白色で基部寄りが黄色いこと。また葯は黄色、の違いが本種とはある。 |
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