ハナズオウ(花蘇芳)
Cercis chinensis
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- (1,2)2002年3月28日、仏向町橘中近く。(3)2001年4月16日、保土ヶ谷公園東屋の近く。
- 赤紫の花が沢山、まだ葉の出ていないごつごつとした枝にまとわりつくように咲くのが特徴。マメ科といわれても花咲く姿はモモのようだ。
- 花の色が熱帯アジアのスオウ(蘇芳)の木のからとる蘇芳染めの紅紫色に似ているので名づけられた。ヨーロッパ原産のセイヨウハナズオウは「ユダの木」と呼ばれ、キリストを売ったユダはこの木で首を吊ったと言い伝えられている。
- 中国原産。江戸初期に渡来したといわれる。
- 庭木として植えられる。
- 樹高は2~4m。葉はマメ科には珍しく単葉。切れ込みの無いハート形。
- 花は春、葉よりも早く2年目の枝上のところから束生。
- 豆果は平たく、枝に下がる。
- 近似種のアメリカハナズオウは淡桃色、セイヨウハナズオウは葉先がすこしへこんでいる。
- 花言葉・・・不信、裏切り