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- (1,2)2002年3月21日、保土ヶ谷公園東屋のある広場、(3)2005年4月23日 、(4)2016年3月21日 保土ヶ谷公園
- 公園樹で木札があったから、何げなく上を向いて発見。それにしても変わった花の形だ。写真は雌花であろうか。
- 滋賀県花沢村に名木があり天然記念物とされている。愛知県の県木。 化石研究によると数千万年前にハナノキの仲間が北米西部に現れベーリング海を越え、東亜に分布を拡げたが、1500万年前ごろからは北米と東亜の集団は離れ離れとなり、東亜の集団は消滅し続け、伊勢湾周辺地域にだけ生き残ったものとのこと(「森の花を楽しむ101のヒント」から)。
- 岐阜、長野、愛知県で主に木曽川流域の山間の湿地に生え、また庭木として栽植する高さ15~30m。
- 秋に紅葉。
- 花序は束生する。雌雄異株。花は春に葉の展開に先立って咲く。和名の花の木は遠くから若葉に先だって紅い花ざかりが見えるからというが、開花時にはそれほど目立たない。
- 近縁では、北米東部に分布するアメリカハナノキ、そしてカナダの国旗にもデザインされているメープロシロップが採れるサトウカエデ。