ハマオモト(浜万年青)
Crinum asiaticum
L.
var. japonicum
Baker
/ヒガンバナ科/常緑多年草/別名 ハマユウ
2004年7月10日、浅間町公園
別名は白色の葉鞘により浜木綿と書く。茎は鱗茎で葉の根元にあり、この白い鱗茎を木綿に見立てて名がついたといわれる。
関東地方が北限で、沖縄までの海岸の砂地に生え、栽培もされる常緑の多年草。種としては熱帯アジアまで広く分布。北限は年平均気温15℃線と考えられる。
根出する葉は多肉質で光沢があり、長さ40~70cm、幅約10cmになる大形。偽茎部の高さ50cm位。
花は7~9月,花茎は太くてやや扁平で、高さ50~80cmになリ、白色で芳香のある花を多くつけ、芳香がある。花被の長さ:6~8cm。花被は反り返る。夕方から真夜中に満開になる。
種子は非常に大きく,長期間乾燥しても発芽する。
仲間の園芸種に
インドハマユウ
がある。
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