ハブソウ(波布草)  Cassia occidentalis Cassia: カワラケツメイ属。桂皮 (Cinnamomum cassia) の古名から。
occidentalis: 西の、西方の、西部の (occidental; western)。/マメ科/一年草
 2008年9月15日、神戸町。
 まさに毒蛇のハブを連想させる花である。

 日本には江戸時代に毒虫や毒蛇、とくにハブに咬まれたときの民間薬として導入されたために、この名前があるとの言い伝えだが、今はそのような使い方はしないとのこと。別名 クサセンナ(草センナ)、ボウコウナン(望江南)、オオバハブソウとも。種子を炒って煎じたものが昔から強壮剤などの民間薬として使われた。今は、類似種のエビスグサとともに種子がハブ茶の原料に利用されている。アフリカでは種子を炒ってコーヒーの代用とされる。英名 Coffee senna、Negro coffee。
 原産地熱帯アメリカ。
 薬用植物として栽培されているが沖縄や小笠原では野生化している。
 草丈60〜100cm。葉は偶数羽状複葉で、小葉は長楕円形。この葉が、虫や蛇の毒を緩和するとされる。
 花期7〜10月。葉のわきに数個つく淡黄色の花は直径3cmほどの5弁花。種子は平たい円柱形。
 同属で別種のエビスグサよりも葉先がとがる。鞘の付き方もエビスグサは湾曲して垂れ下がるのに対し、ハブソウは太く、短く、水平よりも上を向く点で区別できる。
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