ゴンズイ  Euscaphis japonica Euscaphis: ゴンズイ属。ギリシア語の eu(良い) + scaphis(小舟)から。 /ミツバウツギ科/落葉小高木
 (左)2005年5月28日、保土ヶ谷公園、(右)2005年10月19日、同所。
 花の名前が書かれた札が下がっていたので確認。花は地味だが、果実は赤いカスタネットのようで、中から黒い種子が覗いて目立つ。

 和名は有用な木でないことから、食用にならない魚のゴンズイにあてたという説と。天女の五衰の花(ごすいのはな)からきたという説もあり。後者はかなり哲学的だ。
 関東地方以西,四国,九州の山野の林にはえる。
 高さ3〜6m,枝は紫黒色で無毛。小葉は長さ5〜12cmで厚い。
 花期5〜6月、径4〜5mmの花を円錐花序につける。
 袋果は1個の花から1個または2個実り、赤くて肉質、中に黒い光沢のある種子を1〜3個つける。秋に熟すと、裂けて中から黒い種子が覗く。
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