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- 2002年3月24日、保土ヶ谷公園内歩道沿い
- 白い壷形の花が1~5個下向きにつく。
- 和名は、枝の分かれ方が、3本の棒を結んで油皿を乗せる灯明台の足に似ていることに因んで「灯台躑躅(とうだいつつじ)」とつけられ、転訛して「どうだん」になったという。
- 伊豆半島以西の本州と四国、九州の山地の蛇紋岩地などにはえ、生垣や庭木として栽植する。
- 多数分枝し高さ4~6m。葉は長さ2~4cm。
- 花は春、新芽と同時に枝先に長さ1~2cmの花柄を数個下垂して開く。先端は淡黄緑色で浅く5裂する。
- さく果になると上向きに熟す。
- 仲間は日本に次の4種が自生し、よく庭木にもする。サラサ(更紗)ドウダンは深山に自生、花期は6~7月、鐘形で紅色の縦すじ入りの花は約10個つくが、色違いの変異種も多い。シロ(白)ドウダンは白い花が総状に多数つく。自生の赤花品種にベニ(紅)ドウダンがある。アブラツツジ(油躑躅)は葉の裏に光沢がある。