-
- (左)2002年2月10日、保土ヶ谷公園、(右)2002年2月10日、緑化公園。
- 白い壷形の小花が多数穂状になって垂れ下がる。
- 和名は枝葉を馬が食べると苦しむことからついたというように、草食動物にとっては有毒で、奈良公園の林では鹿がアセビを食べ残すという。「馬鹿」と言う言葉があるが、馬も鹿も有毒な食べ物には敏感で簡単には食べないものだ。この点では両方とも利口ということ。インドの古い言葉で、利口でないことを「モハ」とか「マハ」とかいって、これに漢字をあてたら、たまたま「馬鹿」になったということだそうで、馬も鹿も、利口でないということには何にも関係がなく、迷惑をこうむっていることになる。英名
Japanese andromeda, lilly of the valley
- 本州の東北地方以南と四国、九州に分布。庭木や盆栽としても広く親しまれている。
- 高さ2~5m。
- 花期は3~5月。濃緑色の葉が茂る枝先に3~9cmの穂を下げて、白い壷形の小花を多数咲かせる。1花は長さ6~8mm。花色が緑や黄色みをおびたものや、ピンクの園芸品種もある。
- 鹿児島県の屋久島では、花穂が立つ変種のヤクシマアセビが見られるとのこと。
- 花言葉・・・犠牲、あなたと二人で旅をしましょう。