-
- (1,2)2007年9月16日、和田町への谷あいの草地、(3)2021年9月20日、保土ヶ谷公園せせらぎの道ウッドデッキ、(4)2007年10月14日
、和田町谷あいの草地。
- 果実を見るまでは、ヤブハギあるいはケヤブハギかと思った。3節がほとんどだったが4節のものもあった。3節以上の果実をつけるということでアレチヌスビトハギとした。
- 名前の由来ともなっているように、繁殖力が強く、荒地にも育つ。もし同じ場所にあれば、ヌスビトハギは、木陰など日のあまりあたらないところ、アレチヌスビトハギは、道沿いや草原などの日のあたる明るいところと、すみ分ける。
- 北米原産の帰化植物。
- 関東以西。在来のヌスビトハギよりも、明るいところに生える。
- 30cmぐらいの高さ。葉は3小葉からなり、葉の上面には毛が少ないが、下面には毛が多い。茎や花軸にも毛が多く、全体的に毛が目立つ。葉の先はとがらず,ややまるくなっている。
- 7~9月に、長さ6~9mmの美しい紫色の蝶形花を咲かせる。
- 果実は扁平で、3~6節のマメのさや。(ヌスビトハギは2節)。いわゆる、「くっつき虫」の一つ。
- 類似のアメリカヌスビトハギ(D. rigidum DC)は果実が1~3節、イリノイヌスビトハギ(D. illinoense A.Gray)は白花。