2008年5月6日、こども植物園 本種とよく似ているクロバナロウバイとの区別で悩んだ。複数人で確認したが、植物園に一本植えられているこの樹の花からは香りが無く、葉の裏面が白っぽいことからアメリカロウバイとした。またほとんどの図鑑は、クロバナロウバイとアメリカロウバイとを同一のものとして扱っているが、学名が違うこともありここでは別なものとして扱うことにする。 黒褐色色の花がユニーク。近年、茶花として人気がある。 北米東部原産。 大正時代に導入されて庭木によく用いられている。 高さは2〜3mになり、根元からよく枝分かれして大きな株になる。葉は互生し、長楕円形で長さ5〜15cm。表面は少し光沢があり、葉の両面に毛がなくて裏面が白っぽい。 花は直径3〜4cmで、5〜7月に咲く。 よく似ているクロバナロウバイ(黒花臘梅)C. floridus、裏面は毛が密に生えていて、芳香があることで見分けられる。 |
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