アメリカオニアザミ
Cirsium vulgare
(Savi) Tenore
/キク科/越年草/別名 セイヨウオニアザミ
2004年8月22日、保土ヶ谷公園軟式球場そば
これが植物なのかと疑いたくなるほど、茎から葉それに総苞片に長く鋭い棘を着け、まるで牙を剥き出した獣のように威嚇して他を寄せ付けない姿。触るととても痛い。アザミにはたくさんの種類があり同定が難しい。「横浜の植物」によると茎に翼があればこの種とするようだ。
アメリカと名前が付いているが、原産地はヨーロッパ。
繁殖力が強く、日本各地に侵食している。
高さ2mぐらい。鋭いとげが特徴。茎葉は茎を抱かない。花時には根出葉は無い。
花は上向きか斜め上向き。頭花は複数個。総苞片は粘着しない。
同定が難しく、高さ、頭花の数や咲く向きが似ているものでは、ノハラアザミやアズマヤマアザミがあるが、葉や茎の棘の鋭さ長さからアメリカオニアザミとした。
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