アキニレ Ulmus parvifolia Jacq./ニレ科/落葉高木/別名 イシゲヤキ、カワラゲヤキ
- 2005年10月2日、保土ヶ谷公園
- 秋になってから花を咲かせる珍しい木。
- 和名は秋に花や実がつくことによる。一名イシゲヤキはケヤキよりも材質が硬いため。材はろくろ細工や薪炭に用いる。
- 東海地方以西の暖地の山野や川岸にはえる。公園、校庭、街路樹などに植えられる。
- 高さ15m,径60cmに達する。葉は互生し、長さ2~6cmの倒卵形で先がとがり、縁に鈍い鋸歯がある。中央の葉脈をはさんで左右非対称。革質で表面は光沢がある。触るとザラザラしているのはニレ科の樹木の特徴。
- 花は秋、葉のわきに淡黄色の小さい花を束生する。
- 果実(翼果)は長さ7~13mmの扁平な楕円形で、淡緑色から淡褐色に熟す。
- 春に花をつけるハルニレ。